看護師として総合病院、高齢者施設、グループホーム等に勤務し、2008年から8年間岐阜県臓器移植コーディネーターとして、臓器移植、眼球提供に関わり、「命のバトン」を繋ぐ仕事をしてきました。
2022年3月に新聞に掲載された柴田久美子会長の看取り士を紹介する記事を読み、今度は看取り士として「命のバトン」の受け渡しをしたいと考え、看取り士の資格を取りました。
「看取り」の時は尊く、優しい時間を大切な方たちで寄り添い、分かち合う時です。
「これでよかった」と感じていただけるような「温もりある看取り」のご支援をいたします。

多くの看取り士の皆様の協力のもと、日本一になることができました。
これからも、お一人でも多く看取りについて知っていただくため、継続した活動を続ける必要があります。
2030年47万人の方の死に場所がないと厚労省が発表しています。
マザーテレサの「人生のたとえ99％が不幸でも、最期の１％が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる」と言う言葉を信じて活動を続けます。

一般社団法人日本看取り士会柴田久美子会長をお迎えしての上映会と講演会。
124名の参加を頂き誠にありがとうございました。
多くの方が「みとりし」映画と柴田会長のお話に温かい涙を流してくださいました。
産まれる時は助産師、病気の時は看護師、介護が必要になったら介護士、そして最期の時は「看取り士」が当たり前になる時が遠からず来ると思います。全ての人が最期、愛されていると感じて旅立てる社会創りのために看取り士は活動をしています。

雨の中70名の方にご来場いただきました。
映画を観て、初めて看取り士を知った方々がほとんどでした。
この映画をきっかけにしてご自身や大切な方の生き方、逝き方を考える一助になればと思います。